梅子の星と海

タロットと対話する日々の記録

不登校の子に優しくしようとした事

不登校の子に優しくしようとした

あまり心地よくない話。

 

 

 

私が小学5年くらいだった頃

 

クラスに不登校の子がいた。

 

 

母親がPTAで活動していて

 

担任と話してその子を知ったのか

 

詳細はわからないものの

 

彼女を助けようとした。

 

 

 

 

水瓶座でマイペース

 

何だか不思議な世界に住んでいそうな母は

 

多分、優しい人なのだ。

 

 

 

ただとても不器用だった

 

 

 

 

その子に友達が出来ればいいと思ったのか、

 

私に"その子の為に"

 

交換日記をやりなさいと言ってきた。

 

 

私はとても優しい人ではないので、

 

 

 

何で私だけがそれをしないといけないの?

 

別に友達でも何でも無い子に

 

私がその子の為に自分の時間を割く理由はない

 

 

 

そんなことを思いながら、

 

親の方針に逆らうシステムが搭載されてなかった

 

私は嫌々ながら、

 

交換日記やプレゼントをせっせと作り

 

彼女と交流した。

 

 

 

 

彼女に回復の兆しが現れた頃、

 

私はとうとう嫌々やっている事に対して、

 

これは偽善だという思いもあり、

 

我慢の限界に達してギャン泣きして

 

その交流を辞めた。

 

 

 

 

 

彼女には何やら感謝されているらしい(人伝)が、

 

それを聞いても

 

私は恨めしい気持ちしか生まれなかった。

 

 

 

 

 

その子は不登校だという状況に居て、

 

私や私の母の関心や時間を得ているのだと、

 

私は思っているのかもしれない。

 

 

 

過去形でないのは、今、

 

この文を書いていて

 

そういう思いが出てきたからだ。

 

 

 

不登校に関わる記憶が、いくつかある。

 

今後その辺を掘り返していきたいとも思う。

 

 

 

 

私は私の時間と労力を、

 

自分の為に使いたかった。

 

 

 

もし、不登校になったのが、

 

仲の良い友達なら、

 

おそらく私は力になろうとしただろう。

 

 

 

私はただ、親の方針に逆らえない、

 

偽善者で、

 

弱者だった。

 

 

 

自分を大切にできないのに、

 

他人の事に注力する余裕など

 

ある筈がないのに、

 

私の両親も、もしかしたら私自身も、

 

他人ばかり気にかけて見ているのかもしれない。

 

そんな自分を自覚した。

 

私があの交流をやめたのは、自分がやりたくなかった事だったから?

いいえ。

カップのペイジ

という事はワクワクしなかった?

 

楽しくなかったってこと?

イエス。

そして悲しみから回復したい。

やっぱり自分を大切にできてなかった。

それに、途中で投げ出してしまった罪悪感

それも引っかかっている。

雲の上にいる女性は私であり

あの当時の彼女なのかもしれない。

 

 

 

 

私は私らしく、自分を大切にすること。

 

私の心のままに、

 

表現する事を始めて、

 

継続して行きたいと思う。

 

 

自分を心底大事にできるのは、

 

今の所自分だけだから。

 

 

誰かの1番に、なりたい気持ちもあるけれど、

 

自分の一番は、自分でいいのだ。